我が身を振り返ると、出生地も生育地も違うところで、私には故郷と呼べる地はなく、家族、友人の大半は未信者で、信仰について語り合える人は少なく、いつも人生観価値観の違いを感じては、私こそ寄留者だと思えてならないのです。未信者であったころ、ずっと故郷喪失者だと嘆いていましたが、今では天国が故郷です。また、地上に故郷と呼べるところがあったとしても、それはやはり永遠の故郷ではなかったのです。 私も教室で会う彼らと同じです。世の人々から見れば、私は異邦人のような者なのでしょう。